まず線数とは、印刷の精度をあらわすひとつの尺度で、 印刷のスクリーン線数(1インチあたりの分解能)を指します。
高い精度が必要なカラー写真等の印刷では175線前後、 文字の多い書籍は130線前後、紙質の悪い新聞は80線前後、 至近距離で見ることがない看板等は50線前後というように、 用途やデザイン、印刷対象(紙質)によって線数が決定されます。
線数は少ないとよりシャープになりますが、印刷を構成するドットが目立ってきます。(極端な例を挙げると、コンピュータのドット画のような感じになってきます) これは線数を上げると目立たなくなりますが、次第にシャープさが失われ、 また高度な印刷技術・設備が必要となってきます。
アイカラーでは、ポストカード、チラシ等のカラー印刷物については、 美術印刷に求められる、画像の美しさと 広告媒体に求められる、読みやすさ、明瞭さとを同時に実現するために 通常のカラー印刷より少し精度の高い200線印刷が最適と考えています。
オフセットインクに含まれる溶剤と乾性油の一部を、 石油由来のオイルではなく、植物油を使い生成したインクです。 ・有毒な揮発性有機化合物(VOC)の量が少ない ・古紙リサイクル時に、紙からインクを分離しやすい ・植物由来油のため、自然界で分解しやすい などのメリットがあります。 アイカラーでは、一部を除きフルカラーのオフセット印刷で植物油インクを標準使用しています。 植物油インクを一定割合以上使用した印刷物には、「植物油インキマーク」を入れることができます。 もっと詳しい解説はこちら
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